アーキテクト・ジャパン未来をのぞく住宅展に参加

2016/5/21(土)〜22(日)新潟市中央区のリュートピア(芸術文化会館)4階展示場でアーキテクト・スタジオ・ジャパン(ASJ)「未来をのぞく住宅展」が開催されました。

私を含めた地元新潟と東京からの建築家8名がそれぞれ丹精込めてつくった住宅の写真パネルや模型を持込み8つのコーナーに別けて展示。

会場は、事前に新聞に織込みチラシを見て興味があって来た人、たまたま通りすがりで面白そうなので立ち寄った人、家づくりを考えていて、ここに来れば何か解決策が見つかるかも知れないと思って来た人……動機は各自様々ですが、みなさん各建築家のコーナーを一つ一つ熱心に見て回っていました。それぞれの担当建築家と、最初は遠慮がちですが(この辺は新潟県人ですね)慣れてくると質問がいっぱい飛び出し、建築家と長々と住宅論が交わされている光景があちこちにありました。

会場全体の8人の建築家による8つのコーナーをじっくり眺めてみると、みんな同じようでいても各建築家ごとに微妙に異なります。それぞれみんな家づくりの考えがあって出来た家も8通りの回答があるようです。

会場のなかで来場者と各建築家がじっくりと話し合っている……この雰囲気がたまらずいいですね。住宅展示場へ出かけて行って完成した住宅を見て回るのとは違った、住宅づくりについての考えや、意見を述べ合いながら意見交換をする。住宅を買うのではなく建築家が建て主(施主)と一緒になって家をつくる。生活者としての意見と、その意見から建築家がどのように空間を提案して行くのか……やっぱり家は買うものでは無くつくるものだと思うんですよね。

こういった発表の場が今後共増えると言いなーと思います。

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